点滴療法
- 点滴療法の注意事項
- 高濃度ビタミンC点滴療法
- 大量自己血オゾン療法(血液クレンジング)
- 血液バイオフォトセラピー
- グルタチオン点滴療法
- マイヤーズ・カクテル点滴療法
- プラセンタ注射
- 高濃度飽和水素水点滴
- 水素吸入
点滴療法の注意事項
各種点滴療法には初診料、再診料は必要ありません。
6回、10回セットは初回点滴日から1年間となります。
高濃度ビタミンC点滴療法

自由診療
がん予防・病気予防のための高濃度ビタミンC点滴療法を中心に行っております。ビタミンCを点滴で大量に投与すると、抗がん作用を示すことが研究で明らかにされています。血液中のビタミンCが高濃度になると過酸化水素水が発生し、この過酸化水素水は正常な細胞に影響を与えずに、がん細胞だけに強い傷害を与えます。
また、美肌やエイジングケア目的、病気予防、がん予防にも高い効果を発揮します。
当クリニックは米国の正式な高濃度ビタミンC点滴プログラムを実施している点滴療法研究会マスターズクラブ会員であり、院長は高濃度ビタミンC点滴療法認定医の資格を有しております。
概要
みなさま方が、お店で買って摂取している内服サプリメントとしてのビタミンCは通常1~2g程度ですが、高濃度ビタミンC点滴療法ではその何倍にもあたる12.5~100gの高濃度のビタミンCを点滴することで、ビタミンCの抗酸化作用(がん化に繋がる活性酸素を消す作用)・エイジングケア効果を全身の細胞に行き渡らせることができます。人間の体は細胞が酸化して、活性酸素などの物質が生じることにより、老化が進んだり、“がん細胞”が発生したりしますので、酸化を防ぐ(抗酸化作用)ことが「がん予防やウイルス感染などの病気予防」や「美肌などのエイジングケア」に繋がります。
がん治療に関しては、副作用のない“抗がん剤”として、通常の抗がん剤と併用して点滴を行ったり、抗がん剤の副作用を軽減するために抗がん剤の治療の前に点滴を行ったりします。“がん”の手術をされる方で、手術まで待機している間と術後の再発予防に高濃度ビタミンC点滴を行うとより効果的です。
高濃度ビタミンC点滴は副作用のない“抗がん剤”としてだけでなく、「がん・病気の予防」や、お肌の美肌効果・体調改善効果としても、大変優れています。ビタミンCの持つ抗酸化作用で、年齢やストレスなどからくるお肌の酸化を防ぎ、くすみやシミの改善を行います。ビタミンCはコラーゲン生成作用を持つ事が特徴の一つですので、お肌がきれいになり、お肌のハリや潤いを出す効果が期待されます。 最近問題になっている放射線被曝に対しても、ビタミンCが持つ抗酸化作用が非常に効果を発揮します。
代表的な効能や作用
- 抗がん作用(がん細胞をたたく働き)を有する
- 抗ウイルス作用(風邪や胃腸炎を予防する働き)を有する
- 活性酸素を消す働き(がん細胞への進展を防止する働き)がある
- 抗酸化作用(体が錆びる、老化することを防ぐ)を有する
- 抗アレルギー作用(花粉症や喘息などのアレルギーを抑える働き)を有する
- 降圧作用(血圧を下げる働き)を有する
- 免疫力を高める
- 抗炎症作用(炎症を鎮める働き)を有している
多種多様な効果が確認されており、ビタミンCの内服に比べても血管内に直接高濃度なビタミンCが大量に入ることにより、より高い効果が期待されます。
こんな方におすすめします
- 喫煙、飲酒がやめられない
- 慢性的に疲れや疲労感がある
- ストレスが多い
- 風邪をひきやすい
- しみ、しわ、くすみが気になる
- 日焼けを避けたい
- 肌の老化を感じる
- 髪や爪に元気がなくなった
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
高濃度ビタミンC25g | 11,000円(税込) |
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高濃度ビタミンC25g6回セット (酸化検査1回) |
60,000円(税込) |
高濃度ビタミンC50g | 22,000円(税込) |
高濃度ビタミンC50g6回セット (酸化検査1回) |
120,000円(税込) |
治療を受けることができない方
- 腎臓病や透析中の方
- 甲状腺の病気の方
- インスリン治療をしている方
- G6PD欠損症
リスク・副作用
- 腎臓障害:高用量のビタミンC摂取によって、腎臓に負担がかかることがあります。
- 消化器系障害:消化器系のトラブルや下痢、腹痛、悪心などの症状が現れることがあります。
- アレルギー反応:高濃度のビタミンCに対するアレルギー反応が起こる場合があります。
G6PD検査
G6PD(Glucose-6-Phosphate-Dehydrogenaseブドウ糖6燐酸脱水素酵素)は赤血球細胞に生理的に存在する酵素で、赤血球膜の安定性に関わっています。この酵素の主な機能は、赤血球膜を活性酸素から保護していることです。
G6PD欠乏症は、伴性遺伝(色盲色弱の遺伝パターンでX染色体を介して母親から男の子に遺伝)を示す家族性溶血性疾患です。 アフリカ系黒人の約12%、フィリピン、タイ、台湾、中国南部など東南アジアの男性の数%、世界中では数億人いると推定されていますが、欠乏の程度は重い人から軽い人までさまざまです。
日本では、1975年厚生省の調査班が188例のG6PD欠乏症を報告、山口県の調査ではこの頻度は0.1~0.5%との報告があります。
G6PD欠乏症の場合、超高濃度ビタミンC点滴よって生じる過酸化水素のような強い酸化物やオゾン注腸療法により生じる活性酸素種が血液内に入ると、赤血球が破裂して、溶血を引き起こす可能性があります。溶血が起こると尿が黒っぽくなり、早急な処置を要す場合もありますので、絶対に避けねばなりません。
以上より当院では、初回のみビタミンC点滴療法、オゾン注腸療法を受ける皆様に、この検査は必須としております。
患者さんの安全を確保するためにご了承下さい。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
G6PD検査 | 7,500円(税込) |
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大量自己血オゾン療法(血液クレンジング)

自由診療
大量自己血オゾン療法(血液クレンジング)は、ご自身の血液を一旦体外に取り出し、オゾンと混合した後、再び体内に戻す治療法です。この療法は、オゾンの強力な酸化作用と免疫調節効果を利用して、様々な健康状態の改善を目指します。
詳細は日本酸化療法医学会のホームページをご参照ください。
治療の流れ
- 血液の採取:一定量(通常は50~200ml)の血液を採取します。
- オゾンの添加:採取した血液をオゾンと混合します。オゾンは、特定の濃度と量で血液に添加されます。
- 血液の再投与:オゾンと混合した血液を再び体内に戻します。
作用機序
- 酸化作用:オゾンは強力な酸化剤であり、病原菌(ウイルス、細菌、真菌など)を破壊します。フリーラジカルを生成し、細胞内の抗酸化システムを活性化します。
- 免疫調節:オゾンは免疫系を刺激し、免疫細胞の活動を活発にします。サイトカインの分泌を促進し、炎症反応を調整します。
- 血液の酸素運搬能力の向上:赤血球の酸素運搬能力を向上させ、全身の酸素供給を改善します。
適応
- 慢性疾患:慢性疲労症候群、繊維筋痛症、関節リウマチなど
- 感染症:ウイルス性疾患(例:ヘルペス、肝炎)、細菌感染症
- 循環器系疾患:動脈硬化、末梢動脈疾患
- 代謝性疾患:糖尿病の管理、脂質異常症
- 抗老化(アンチエイジング):老化防止、美肌効果、デトックス目的
副作用
- 局所的反応:注射部位の痛み、発赤、腫れ
- 全身性反応:頭痛、めまい、倦怠感、発熱
- アレルギー反応:非常にまれですが、アレルギー反応が起こる可能性があります
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
大量自己血オゾン療法 | 16,500円(税込) |
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大量自己血オゾン療法6回セット (酸化検査1回) |
88,000円(税込) |
大量自己血オゾン療法10回セット (酸化検査2回) |
148,500円(税込) |
血液バイオフォトセラピー

自由診療
血液バイオフォトセラピー(Blood Bio-phototherapy)は、血液を一旦体外に取り出して特定の波長の光を照射し、その後再び体内に戻す治療法です。この治療法は、血液に含まれる病原体の除去や免疫機能の強化、抗酸化作用の促進などを目的としています。
詳細は日本酸化療法医学会のホームページをご参照ください。
治療の流れ
- 血液の採取:一定量の血液を採取します。
- 光の照射:採取した血液に特定の波長の光を照射します。一般的に使用される波長は紫外線(UV)や赤外線(IR)です。光照射によって、血液中の病原体が不活性化され、免疫応答が促進されます。
- 血液の再投与:光を照射した血液を再び体内に戻します。
作用機序
- 病原体の不活性化:紫外線照射により、血液中のウイルスや細菌、真菌などの病原体が不活性化されます。これにより、感染症の予防や治療が期待されます。
- 免疫機能の強化:光照射によって生成された活性酸素種(ROS)が免疫細胞を刺激し、免疫応答を強化します。サイトカインの分泌が促進され、全身の免疫機能が向上します。
- 抗酸化作用の促進:光照射により、抗酸化酵素の活性が高まり、体内の酸化ストレスが軽減されます。
適応
- 感染症:慢性ウイルス感染(例:ヘルペス、HIV)、細菌感染症、真菌感染症
- 免疫疾患:自己免疫疾患、アレルギー性疾患
- 循環器系疾患:動脈硬化、末梢血管疾患
- 代謝性疾患:糖尿病、脂質異常症
- 慢性疲労:慢性疲労症候群、線維筋痛症
副作用
- 局所的反応:注射部位の痛み、赤み、腫れ
- 全身性反応:一時的な疲労感、頭痛、めまい
- アレルギー反応:非常にまれですが、アレルギー反応が起こる可能性があります
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
血液バイオフォト単独 | 10,000円(税込) |
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他と組み合わせ(VCやマイヤーズ)の時 | 9,000円(税込) |
フォトダイナミック療法(バイオフォト+オゾン) | 25,000円(税込) |
グルタチオン点滴療法

自由診療
現在グルタチオンの供給が非常に少なく全ての患者さまへご案内することが出来ません。コロナ後遺症、ワクチン後遺症、重症肝疾患の患者さんに対して優先して使用しています。美白、美容目的のグルタチオン点滴は休止しています。安定供給されるようになったら再開いたします。
グルタチオン点滴は、抗酸化作用を持つグルタチオンという物質を体内に直接投与する点滴療法です。グルタチオンは、体内で自然に生成されるトリペプチド(アミノ酸の3つの結合)であり、デトックスや抗酸化の機能を持つ重要な物質です。
主な成分
グルタチオン: グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸から構成されるトリペプチド。
効果
- 抗酸化作用:フリーラジカル(活性酸素種)を中和し、細胞を酸化ストレスから守る。老化防止や慢性疾患の予防に役立つ。
- 解毒作用:肝臓の解毒作用をサポートし、体内の有害物質や毒素の排出を促進する。
- 美白効果:メラニンの生成を抑制し、シミやくすみを減少させる効果が期待できる。皮膚のトーンを均一にし、透明感を増す。
- 免疫機能の強化:免疫細胞の機能をサポートし、感染症に対する抵抗力を高める。
こんな方にお勧めです
- 美白や美容目的:皮膚の美白効果やアンチエイジングを目的とする場合。
- 肝機能サポート:アルコール摂取や薬物使用による肝臓の負担軽減。
- 免疫強化:免疫機能の向上を目的とする場合。
- 慢性的な疾患や疲労:慢性的な疲労感の軽減や慢性疾患の症状緩和。
副作用
グルタチオン点滴は比較的安全とされていますが、以下のような副作用が報告されることがあります。
- アレルギー反応(発疹、かゆみ、呼吸困難など)
- 注射部位の痛みや腫れ
- 頭痛やめまい
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
グルタチオン点滴 | 2,000~5,000円(税込) |
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マイヤーズ・カクテル点滴療法

自由診療
マイヤーズ点滴(Myers’ Cocktail)は、ビタミンやミネラルを含む点滴療法の一種で、体内に直接栄養素を補給するために使用されます。この点滴は、1970年代にアメリカのジョン・マイヤーズ医師によって開発されました。
主な成分
- ビタミンC:強力な抗酸化作用を持ち、免疫機能を強化する。
- ビタミンB群:エネルギー代謝や神経機能をサポート。
- マグネシウム:筋肉のリラクゼーションや神経の安定に寄与。
効果
- 疲労回復:エネルギー代謝を促進し、疲労感を軽減する。
- 免疫強化:免疫機能をサポートし、風邪や感染症に対する抵抗力を高める。
- ストレス軽減:ビタミンB群やマグネシウムがストレスを軽減し、神経の安定を図る。
- 美肌効果:抗酸化作用により、皮膚の健康を保ち、美肌効果が期待できる。
こんな時にお勧めです
- 慢性的な疲労
- 健康維持やパフォーマンス向上を目的とした利用
- 急性の風邪や感染症の際のサポート
- ストレスの多い環境でのリラクゼーション目的
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
マイヤーズ・カクテル点滴療法 | 10,000円(税込) |
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プラセンタ注射

自由診療
プラセンタ注射は、胎盤から抽出された成分を使用した注射で、美容や健康の改善を目的とします。ヒトや動物の胎盤から抽出された栄養豊富な成分(アミノ酸、ビタミン、ミネラル、成長因子など)が含まれています。美容効果(肌のハリや弾力の向上、シミやシワの改善)、疲労回復、更年期障害の症状緩和、免疫力向上、肝機能の改善などが期待できます。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
プラセンタ注射初回1A | 2,100円(税込) |
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プラセンタ注射初回2A | 3,000円(税込) |
プラセンタ注射2回目以降2A | 2,000円(税込) |
高濃度飽和水素水点滴

自由診療
高濃度飽和水素水点滴とは、 身体に有益な効果が期待される水素を取り入れる方法の一つで、注目されている美容健康法です。水素は抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがあることが知られています。高濃度飽和水素水点滴では、高濃度の水素が溶け込んだ水を点滴により直接身体に送り込むことで、効果的な水素摂取が可能となります。
詳細は日本酸化療法医学会のホームページをご参照ください。
飽和水素水点滴のメリット
- Point.01疲労回復効果
- 活性酸素が除去されることにより、疲労回復が促されます。
- Point.02美肌効果
- 抗酸化作用により、肌の老化を防ぐ働きが期待できます。
- Point.03免疫力向上
- 活性酸素が体内から取り除かれることで、免疫力の向上が期待できます。
- Point.04遺伝子の損傷を防止
- 水素は、毎日の生活の中でおこる、紫外線、放射線、喫煙などによって発生する活性酸素による遺伝子の損傷を防いでくれます。長期的には遺伝子損傷によって起こる、がんの発生を予防する効果が期待できます。また、がんの放射線療法、化学療法によって引き起こされる正常な遺伝子の損傷を防ぎ、食欲不振、全身倦怠などの抗がん剤、放射線治療の副作用を軽減する効果が期待できます。
- Point.05脳梗塞、
転移性脳腫瘍など - 血管内に直接水素が入るため、炎症が起こっている部位に働き症状の改善が期待できます。
副作用などの注意事項
- 水素水点滴治療に特有のリスク、副作用はありませんが、点滴治療全般に見られる点滴針刺入部付近の内出血、痛みが見られることがあります。
- 当院の点滴専用水素附加装置は、酸化療法学会で使用されているものを使用しています。
未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示
本治療に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。
国内の承認医薬品等の有無の明示
本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示
主要な欧米各国で承認されている国はありませんので、海外においても、現時点ではリスクは明らかになっていません。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
水素水点滴(30分) | 10,000円(税込) |
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※水素水点滴の所用時間は30分くらいですが、水素水点滴を作成するために、約120分の時間がかかります。
※完全予約制での治療となりますので、お電話によりご予約をお取りいただいたうえ、ご来院ください。
※初診料、再診料は必要ありません。
水素吸入

自由診療
水素吸入療法(Hydrogen Inhalation Therapy)は、水素ガスを吸入することで、体内の酸化ストレスを軽減し、さまざまな健康効果をもたらすことを目的とした治療法です。水素は強力な抗酸化物質として機能し、活性酸素種(ROS)を中和する効果があります。
治療の流れ
- 水素ガスの生成:水素ガスは専用の水素生成装置を使用して生成されます。精製水を電気分解することで水素ガスを作り出します。
- 吸入器の準備:専用の吸入器を使用して水素ガスを吸入します。吸入器は通常、鼻カニューレやマスクを介します。
- 吸入の実施:一定時間(通常は30分程度)水素ガスを吸入します。
作用機序
- 抗酸化作用:水素ガスは、細胞内の有害な活性酸素種(ROS)と反応し、それを中和します。これにより、細胞の酸化ストレスを軽減し、損傷を防ぎます。
- 抗炎症作用:水素は炎症を引き起こす物質の生成を抑制し、炎症反応を軽減します。
- 細胞保護作用:水素ガスは細胞膜やミトコンドリアを保護し、細胞機能の維持をサポートします。
適応
- 神経疾患:パーキンソン病、アルツハイマー病、脳梗塞後のリハビリテーション
- 呼吸器疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息
- 循環器系疾患:心筋梗塞、動脈硬化
- 代謝性疾患:糖尿病、メタボリックシンドローム
- 炎症性疾患:リウマチ性疾患、腸炎
- 慢性疲労:慢性疲労症候群、線維筋痛症
副作用
水素吸入療法は一般的に安全とされていますが、以下のような副作用が報告されることがあります。
- 軽度の頭痛
- めまい
- 一時的な疲労感
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
水素吸入(10分ごと) | 500円(税込) |
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