栄養療法
栄養療法について

自由診療
栄養療法とは、分子栄養学にもとづいた、分子レベルで体の中の細胞へアプローチする治療方法のひとつです。 海外では、オーソモレキュラー療法と呼ばれ、日本でも注目されています。
栄養療法 初診料 | 6,600円(税込) |
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栄養療法 再診料 | 3,300円(税込) |
栄養療法 検査結果説明(対面・zoom) | 30分5,500円(税込) ※通常診療時間内では対応できないため。 |
オリゴスキャン

自由診療
手のひら4カ所に専用のスキャナーを当てる事で数分で体内(手のひら)に蓄積している重金属の量を知る事が出来ます。身体全身に蓄積している重金属は分かりませんが、重金属のデトックス機能を知る参考になります。 必須・参考ミネラル20項目有害重金属14項目を測定します。詳しくはお問い合わせください。
料金(税込)
公的医療保険が適用されない自由診療です。
オリゴスキャン | 12,000円(税込) |
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酸化・抗酸化検査(dROM、BAP)

自由診療
私たちの体の中では、呼吸やストレス、食事、紫外線などによって「活性酸素」という物質が日々つくられています。活性酸素は少量なら体に必要なものですが、増えすぎると細胞を傷つけ、動脈硬化・老化・がん・認知症など、さまざまな病気の原因になると考えられています。この検査では、体の中の「酸化ストレス(サビつき度)」と、それに対抗する「抗酸化力(サビ止めの力)」を調べることができます。
検査の目的
- 酸化ストレスが高いかどうかをチェック
- 体の抗酸化力が十分かを確認
- 生活習慣や栄養の影響を客観的に評価
- 疲れやすさ、老化、慢性疾患などのリスクを早めに知るため
こんな方におすすめ
- 疲れやすい、慢性的にだるい
- 健康診断では異常がないのに体調がすぐれない
- 生活習慣病(高血圧、糖尿病など)が気になる
- アンチエイジングに関心がある
- がんや認知症の予防に取り組みたい
検査の内容
検査は2種類の項目を測定します。
dROM検査(酸化ストレス度)
体内の活性酸素の量を測る検査です。高い数値だと「体がサビついている=酸化が進んでいる」状態です。
BAP検査(抗酸化力)
活性酸素に対して体がどれだけ対抗できるかを見る検査です。抗酸化力が高ければ、体がうまく活性酸素を無害化してくれているということです。
検査の方法
腕から少量の採血(1滴~数ml)で済みます。特別な準備は不要。食事や服薬の影響も受けにくいです。検査結果は15分程度でお伝えできます。
検査結果から分かること
酸化ストレスが高い → ストレスや生活習慣の見直しが必要かも?
抗酸化力が低い → 栄養状態や抗酸化物質の補給が必要かも?
両方のバランスを見ることで、体内の状態をより立体的に評価できます。
料金
初回 | 9,000円(税込) |
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2回目以降 | 8,000円(税込) |
副腎疲労
副腎疲労は、ストレスや過労が原因で副腎が十分な機能を発揮できなくなる状態を指します。主な症状には、疲労感や集中力の低下、免疫力の低下、アレルギーの悪化などがあります。西洋医学では、副腎疲労そのものを病気としては認められていないため、診断や治療の方法が統一されていません。しかし、副腎疲労に悩む人々を救うべく、代替医療の世界では、様々なアプローチが試みられています。
副腎疲労の診断は、血液検査、唾液検査などが主な方法です。診察では、疲労を感じる程度や日常生活の状況、ストレス要因などを把握し、副腎疲労の可能性を評価します。血液検査や唾液検査では、副腎ホルモンのバランスや代謝の状態を調べます。これらの検査結果をもとに、複合的に判断して副腎疲労の診断を行います。
副腎疲労の治療は、生活習慣の見直しやストレス管理、栄養補給などが中心です。具体的な方法には以下のようなものがあります。
- 十分な睡眠と休息の確保
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- ストレスを軽減するリラクゼーション法
- 必要な栄養素のサプリメント摂取
IgG食物過敏症検査

自由診療
私たちの身体は、特定の食べ物に対して目には見えない形で反応していることがあります。IgG食物過敏症検査は、慢性的な不調や原因不明の体調不良の背景に「食べ物への遅延型アレルギー」が関与していないかを調べる血液検査です。
IgG食物過敏症とは
IgG型の食物過敏症は、食べた直後に症状が出る「即時型アレルギー(IgE型)」とは異なり、数時間から数日後に症状が現れるため、自覚しにくいのが特徴です。以下のような慢性的な症状に悩まれている方は、食事との関連性があるかもしれません。
- 慢性的な疲労感
- 頭痛やめまい
- 消化不良、便秘・下痢
- 肌荒れや湿疹
- 気分の落ち込み、集中力の低下
- 関節痛や筋肉痛
検査について
当院では、120~219種類の食品に対するIgG抗体を調べる検査をご用意しております。少量の採血で行え、結果は2~3週間でご案内いたします。
検査後のサポート
検査結果をもとに、除去食やローテーションダイエット、腸内環境の改善を含む栄養療法的アプローチをご提案します。栄養療法や腸脳相関、自律神経バランスに着目した当院独自の統合的な視点で、体質改善をサポートいたします。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
IgG食物過敏症検査120項目 | 38,000円(税込) |
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IgG食物過敏症検査219項目 | 55,000円(税込) |
AGE(終末糖化産物)検査

自由診療
当院では、AGE Reader(AGEリーダー)という装置を用いて、体内の糖化ストレスの蓄積指標である「AGEs(終末糖化産物)」の測定を行っています。糖化は、老化・動脈硬化・糖尿病合併症・認知症などのリスクと深く関わっているとされ、健康維持や生活習慣病予防の指標として注目されています。
AGE Readerは、オランダで開発された皮膚を非侵襲的(痛みなく)に測定できる医療機器で、皮膚に光を当てることでAGEsの蓄積度を数十秒で評価できます。主に前腕の内側にセンサーを当てて測定し、数値として「糖化ストレスの程度」が表示されます。
医療機器としての取扱いについて
未承認医療機器であること
本機器は、日本国内では薬機法上の承認を受けていない未承認医療機器です。
入手経路について
当院では、日本国内の正規販売代理店を通じて輸入・導入しており、医師の責任のもとで使用しております。
国内の承認医療機器の有無
AGEsを非侵襲的に皮膚から測定する同等の承認医療機器は、現在日本国内には存在していません。
諸外国における安全性・活用状況について
AGE Readerは、欧州(特にオランダ、ドイツ)やアジア、アメリカなど複数の国の医療・研究機関に導入されており、糖尿病患者の糖化度評価や動脈硬化リスク評価の補助として利用されています。安全性に関する重大な問題は報告されておらず、非侵襲・短時間測定が可能な補完的ツールとして広く活用されています。
検査の目的と意義
AGEs(終末糖化産物)は、「体のコゲ」とも呼ばれ、体内でタンパク質と糖が結びつき、時間をかけて変化した老化物質です。血糖値の乱れ、加齢、酸化ストレス、生活習慣の乱れなどにより体内に蓄積し、細胞や血管、臓器の機能を低下させる要因となります。
AGE測定によって次のような健康意識が高まります
- 動脈硬化や糖尿病のリスク把握
- 食事・運動・睡眠の生活習慣改善の動機づけ
- 老化スピードの可視化による予防意識の向上
このような方におすすめ
- 生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常など)が気になる方
- 見た目や体の老化が気になる中高年の方
- 健康診断では見えない「体内の老化度」を知りたい方
- 日々のセルフケア効果を数値で確認したい方
ご注意
- AGE Readerによる検査は診断や治療行為ではなく、健康管理・予防目的の参考情報としてご利用いただくものです。
- 結果をもとに医師が生活習慣のアドバイスや必要に応じた検査をご提案することがあります。
ご希望の方は、スタッフまでお気軽にお声がけください。
検査時間は約1分程度・予約不要です(※混雑時はお待ちいただく場合があります)。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
AGE検査 | 2,000円(税込) |
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分子栄養学スクリーニング

自由診療
血液中の特定の栄養素や代謝産物のレベルを測定し、個々の栄養状態や代謝機能の状態を深読みする検査です。保険診療では採血しない、各種ビタミンやミネラル、ホルモン、潜在的な炎症の有無、胃酸分泌の状態などをチェックします。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
分子栄養学検査 | 25,000円(税込) |
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有機酸検査

自由診療
有機酸検査(Organic Acid Test, OAT)は、尿中の有機酸を分析して体内の代謝状態や栄養状態を評価する検査です。有機酸は体内の代謝過程で生成される中間産物であり、そのバランスや濃度の異常はさまざまな健康問題や栄養欠乏症、代謝異常を示すことがあります。
検査の流れ
- 尿サンプルの採取:特定の方法に従って尿サンプルを採取します。通常は、朝一番の尿(中間尿)が推奨されます。サンプルは専用の容器に入れて保存します。
- 分析機関への送付:採取した尿サンプルを分析機関に送付します。
- 尿の分析:分析機関で尿中の有機酸を測定します。ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)や液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)などの高度な分析技術が用いられます。
測定される項目
尿有機酸検査で測定される有機酸の種類は非常に多岐にわたり、主に以下のカテゴリーに分類されます。
- エネルギー代謝有機酸:クエン酸、ピルビン酸、乳酸など。これらはクエン酸回路や解糖系の中間産物です。
- ビタミン代謝有機酸:ビタミン欠乏や過剰を示す指標となる有機酸。例:メチルマロン酸(ビタミンB12欠乏の指標)。
- 神経伝達物質代謝有機酸:神経伝達物質の代謝産物。例:バニリルマンデル酸(カテコールアミン代謝産物)。
- 腸内フローラ由来有機酸:腸内細菌の代謝産物。例:D-乳酸、クレゾール。
- 解毒・酸化ストレスマーカー:グルタチオン代謝産物や酸化ストレス関連物質。例:ピロリドンカルボン酸。
目的と効果
- 代謝異常の検出:代謝経路の異常やブロックを特定し、特定の疾患や症状の原因を探ります。
- 栄養状態の評価:ビタミンやミネラルの欠乏状態を評価し、栄養補給の必要性を確認します。
- 毒性物質の評価:有害な環境毒素や薬物の影響を評価します。
- 腸内環境の評価:腸内フローラのバランスや腸内環境の状態を評価し、腸の健康状態を把握します。
- 神経系の状態評価:神経伝達物質の代謝状態を評価し、神経系の健康状態を把握します。
利点
- 非侵襲的:尿を採取するだけで済むため、痛みや不快感がありません。
- 包括的評価:多くの代謝産物を一度に評価でき、全体的な代謝状態を把握することができます。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
尿有機酸検査 | 54,000円(税込) |
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GI-MAP(腸内環境検査)

自由診療
腸内環境を“見える化”して、あなたの体調不良の根本原因を探ります。
私たちの健康は、腸内環境と深く関係しています。GI-MAP検査(Gastrointestinal Microbial Assay Plus)は、最新のDNA検査技術を使って、便の中に含まれる腸内細菌やウイルス、カビ、寄生虫、消化酵素などを総合的に分析する高精度な腸内検査です。
このような方におすすめです
- 慢性的な便秘や下痢、腹部膨満感がある
- 食後の不調や食物アレルギー、過敏性腸症候群(IBS)がある
- 肌荒れやアトピー、自己免疫疾患がある
- 慢性疲労や不安感、うつ症状、睡眠の質が悪い
- 栄養療法やサプリメントを行っているが、効果がはっきりしない
- がんや自己免疫疾患、慢性炎症を抱えている
GI-MAPでわかること
- 腸内細菌叢のバランス(善玉菌・悪玉菌・日和見菌)
- 潜在的な感染(病原性細菌・ウイルス・カンジダ・寄生虫など)
- 消化機能や炎症の程度
- リーキーガット(腸漏れ)の可能性
- 脂肪やたんぱく質の分解・吸収能力
- 腸と全身の免疫との関係のヒント
当院での活用例
GI-MAP検査の結果は、分子栄養療法や漢方治療、点滴療法、食事指導、メンタルケアなどと組み合わせて、患者さん一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療方針を立てる際の重要な指標となります。
とくに当院では、腸脳相関に注目し、「腸を整えることが、脳や心、全身の健康を支える」と考えています。頭痛、めまい、認知症、慢性疲労、自律神経の不調などでお悩みの方に、腸内環境の評価は非常に有用です。
検査方法
ご自宅で専用キットを使って便を採取し、アメリカの専門検査機関に郵送します(英語の報告書を当院で和訳・解説いたします)。
料金
公的医療保険が適用されない自由診療です。
GI-MAP(腸内環境検査) | 約8~10万円(為替により変動します) |
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