頭痛、脳卒中、頭のけが、めまい、しびれ、物忘れなど、脳神経、脊髄に由来する病気の診断、治療、予防のご相談
頭痛、脳卒中、頭のけが、めまい、しびれ、物忘れなど、 脳神経、脊髄に由来する病気の診断、治療、予防のご相談
診療項目
▶ EAT(Bスポット)治療 ▶ 副腎疲労外来 ▶ 痛み外来 ▶ コロナ関連外来 ▶ 頭痛外来 ▶ 小児の頭痛 ▶ しびれ外来 ▶ めまい外来 ▶ もの忘れ外来 ▶ ボツリヌス治療 ▶ 禁煙外来 ▶ MCI検査APOE遺伝子検査 ▶ G6PD検査 ▶ 各種栄養療法 ▶ 各種点滴療法(自費) ▶ テロメアテスト ▶ ミアテスト ▶ LOXindex ▶ 腸内フローラ移植 ▶ 湿潤療法
診療項目
めまい外来
めまいは、ストレスや寝不足、疲労などが誘引となって発症することが多く、また、めまいの原因には緊急を要する病気の場合もあります。
めまい外来では、そのめまいの原因を探り治療を行います。
めまいについて
めまいとは、目がぐるぐると回るようなくらくらとした感覚のことを言います。これはあくまでも症状であり、病名ではありません。めまいは、ぐるぐると物が回って見えたり、物が揺れ動いて見えたり、目がかすみ目の前が暗くなる、地震が起きたかと思ったなど、人によって感じ方・表現の仕方が千差万別なのも特徴的です。また、頭痛や吐き気などの症状を伴うこともあり、いずれにしても、とても不快な症状であることは違いありません。
めまいにも、あまり緊急性のないものと脳血管障害や脳腫瘍などの基礎疾患を原因とするものがありますので、的確な診断・治療が必要となります。
検査
眼振検査(めまいの程度を調べる検査)、平衡検査(からだのバランスがきちんととれているかを調べる検査)、脳血管障害や脳腫瘍などの基礎疾患を原因とするめまいも考えられるので、小脳機能検査、必要に応じてMRIによる画像診断を行います。
回転性めまい
症状が強く、最も不快なタイプといえます。
■症状
難聴や耳鳴りを伴ったり、耳が詰まった感じなどがみられます。
■特徴
・急に発症し、難聴や吐き気を伴うことがある。その多くが耳の異常が原因で起こり、放置すると難聴になる危険性もある。
・自分自身がぐるぐるまわったり、周囲のものがぐるぐるまわる感覚。
・目玉がすばやく左右にうごく、縦や不規則な動きをする場合は脳出血などの病変が疑われるので、早急に病院への受診が必要。
■代表的な病気
・椎骨脳底動脈循環不全(脳血管の一部である椎骨脳底動脈が血流障害を起こす)
・脳幹や小脳の出血
・突発性難聴(突然、耳の聞こえが悪くなる)
・メニエル病(めまいの発作を繰り返すうちに、難聴や耳鳴りを伴う)
・前庭神経炎(急に激しいめまいがおこり、数日〜1週間程度続く)
動揺性めまい
足元がふらついて、真っ直ぐ立っていられなかったりするめまいです。お薬の副作用で起きることもあります。
■特徴
・体がグラグラ揺れている感じがする。
・歩くときに不安定な感じがすることがある。
■代表的な病気
・回転性めまいの病気の慢性期
・聴神経腫瘍(聴神経にできる腫瘍で、片側の耳鳴り・難聴、歩行時のふらつき)
・脳幹・小脳梗塞
・薬物によるめまい(結核の治療薬:ストレプトマイシン、カナマイシンが有名)
・脊髄小脳変性症
浮動性めまい-地に足がついていない
■症状
からだが宙に浮いているような感じで、まっすぐ歩くことが困難となります。頭痛や手や足のしびれ、運動麻痺などの症状がみられます。
■特徴
・急に、または徐々に症状が現れる。
・ふらつき、頭痛やしびれを伴うこともしばしば見られる。
・からだが宙に浮いているよう感じ、あるいは雲の上を歩いているような感じ。
・脳の病気で起きることが多いが、うつ病など心因性のものもある。
■代表的な病気
・脳腫瘍、脳血管障害
・高血圧
・うつ病、精神的なストレス
・疲労、睡眠不足
立ちくらみ
立ち上がった瞬間クラッと、目の前が真っ暗に
■症状
立ち上がった瞬間にクラクラっとしたり、長く立っていて目の前が暗くなったりする感じです。また、失神してしまうこともあります。
■特徴
・脳の血流が悪くなっておきる。
・小学校高学年〜中学生にかけて多くみられる
■代表的な病気
・起立性低血圧症(起立時の急激な血圧低下)
・起立性調達障害(小児のめまい、朝なかなか起きられず、逆に夜に寝付けない。思春期に最も多い疾患の一つ)
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