頭痛、脳卒中、頭のけが、めまい、しびれ、物忘れなど、脳神経、脊髄に由来する病気の診断、治療、予防のご相談
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診療項目
ボツリヌス治療
ボツリヌス毒素はボツリヌス菌が産生する毒素で、ボツリヌス菌食中毒の原因となり、極めて毒性が強いとされています。東北地方のい寿司、熊本の辛子レンコン事件で有名になりました。
ボツリヌス毒素治療(ボトックス治療)は、、ボツリヌス毒素を少量注射して、軽い中毒症状を起こさせ病気の治療をするものです。
現在日本国内で保険適応があるボトックス治療は、
@両側眼瞼けいれん
A片側顔面けいれん
B痙性斜頸
の3疾患に対してです。
両側のまぶたがピクピクする病気です。症状が強いと目を閉じた状態になります。精神的ストレスで症状の悪化が認められるので安定剤の併用が必要なことがあります。
片側のまぶたと顔面の筋肉(口元)がピクピクする病気です。初期は目の周囲から症状が現れ、進行すると口元まで広がります。
頸が曲がったり、肩が上がってしまう動きで筋肉の痛みもともないます。約半数は、3か月毎のボトックス治療を繰り返すうちに治ります。