頭痛、脳卒中、頭のけが、めまい、しびれ、物忘れなど、脳神経、脊髄に由来する病気の診断、治療、予防のご相談
頭痛、脳卒中、頭のけが、めまい、しびれ、物忘れなど、 脳神経、脊髄に由来する病気の診断、治療、予防のご相談
院長ブログ
2010年09月28日
先週土曜日の頭痛研究会での勉強の忘備録です。
自立神経失調症としての起立性低血圧の知識はありましたが、起立性調節障害としての疾患概念は勉強不足であまり詳しく知りませんでした。
以下、簡単なまとめです。

起立性調節障害とは、寝ている状態から起き上がるときに循環器系(心臓・血管)の調節が上手くできずに起こる症状のことを言います。
自律神経失調症の一種で、OD(Orthostatishe Dysreguration)と呼ばれることもあります。

起立性調節障害は、10歳から15歳の成長期に症状が出てくることが多く見られます。
これは、成長期に体の成長に自律神経系の発達がついていかないために起こるのではないかと考えられています。

起立性調節障害の子どもは寝起きが悪く、午前中は調子が悪くて一日中ごろごろして、夕方になって元気になり夜には寝付けなくなります。
症状は、めまい、立ちくらみ、頭痛、腹痛、ふらつきなど多彩。
ODではたびたび他の器質的疾患が潜在していることがあり、鉄欠乏性貧血、脱水、甲状腺機能亢進、脳腫瘍などの鑑別が必要。

参考サイト http://www.inphs-od.com/
最新ブログ 早期脳健康評価のおすすめ  呼吸トレーニングでパフォーマンス向上 院長の閃輝暗点体験記 MRI機種更新 2023年8月18日から稼働 現代人はマグネシウム不足 ブログアーカイブ 2023年09月 ( 1 )
2023年08月 ( 3 )
2021年10月 ( 1 )
2021年07月 ( 2 )
2020年02月 ( 1 )
2018年10月 ( 1 )
2011年10月 ( 3 )
2011年02月 ( 1 )
2011年01月 ( 1 )
2010年12月 ( 4 )
2010年10月 ( 4 )
2010年09月 ( 11 )
2010年08月 ( 3 )
2010年07月 ( 1 )
2010年06月 ( 8 )
2010年05月 ( 1 )
2010年04月 ( 2 )
2010年03月 ( 5 )
2010年02月 ( 4 )
2010年01月 ( 7 )
2009年12月 ( 1 )
2009年11月 ( 3 )
2009年10月 ( 4 )
2009年09月 ( 3 )
脳神経外科・外科・内科 高木外科内科医院 愛知県岡崎市洞町 ☎ 0564-66-0008
© 2018 高木外科内科医院 All Rights Reserved.