2010年04月15日
今朝のニュースで、ベテランすし職人は訓練により手の温度調節を無意識にしていると紹介されていた。 ネタに手の温度が影響し、味に変化が出てしまうという。 約10年の修行で自然にそんなプロの手に変わっていくという。 プロは凄いなと思うのと同時に人間の能力は素晴らしいと感じた。 脳科学的には、自律訓練法のなせる業である。 最近は回るお店ばかり・・・。近いうちにプロの業を味わいに行きたい。 ありがとうございました。 |
2010年04月04日
脳の老化は、体の老化と同じように進行していくと考えられますが、高齢の方でも、非常に聡明な方は多くいます。 最近もの忘れが気になってと、家族に付き添われてくるお年寄りの方に、私が良く聞く質問に「昨日の晩ご飯は何を食べました?」があります。 その日の朝食は憶えていても、前日の晩ご飯となると、若い人でも少し考える事があります。 記憶は、脳の中の海馬、扁桃体など大脳辺縁系の働きが重要と言われていますが、もっと分かりやすく表現すると・・ ●インパクト(強い感情が立ち上がるかどうか?) ●繰り返し の2つが記憶に残る大事な要素になっています。 太古の人類にもの忘れがあったかどうかわかりませんが、その日の食料確保もままならない、生命の危険と隣り合わせの日常の中では、食事はとても幸せな感情を立ち上げての豊かな時間だったと思います。 それに対して、現代の私たちの食事の時間は、当たり前に食事を食べることができ、感謝の気持ちや、幸せの感情などが立ち上がらないまま、ただ機械的に食べている事が多いような気がします。 いかにロボットの様な生活を送っているのかに気づき、自分の五感で日常生活を楽しむことが、いきいき暮らしていく一つのヒントだと思います。 最後までお読みいただきありがとうございます。 |